本校は明治33年(1900年)仏教学者高楠順次郎博士が欧米を視察し、教養の高い商業人の育成を目的として、建学の精神であります「誠実に謙虚に生きよ 温かい心で人に接し 奉仕と感謝の心を忘れるな 常に身をつつしみ反省と研鑽を忘れるな」の教えの下、校主に高楠順次郎、初代校長には南岩倉具威男爵の布陣で「日本橋簡易商業夜学校」として日本橋区蛎殻町(現、東京都中央区)に設立されました。その後、明治35年(1902年)中央区新川永代橋のたもと商船学校の移転跡地に移り「中央商業学校」となりました。平成13年(2001年)に現在の江東区亀戸に移転し今年120周年を迎える長い歴史を持った学校です。
明治・大正・昭和・令和と120年の歴史の中で関東大震災による校舎の焼失や、太平洋戦争中の商業学校圧迫政策・戦後の学制改革など、数々の苦難を乗り越え、今日では千葉県我孫子市に姉妹校である中央学院高等学校と中央学院大学の3つの学校を擁する学校法人中央学院として発展してまいりました。